春を感じる食材5選
2023/08/01
暖かくなり、春が旬の野菜やくだものがお店に並ぶようになりました。 春の食材を楽しむポイントは、そのみずみずしさを活かすため新鮮なうちにいただくことです。 ここでは食事に取り入れやすい5つの春の食材をご紹介します。
目次
春キャベツ
概要
春キャベツは、通年たべられるキャベツと比べて小ぶりで巻きがゆるく、葉がみずみずしくてやわらかいことが特徴です。 お店で選ぶときは、軽くてふんわりとした春キャベツを選ぶといいでしょう。
旬の月
3~5月
栄養価、効能
ビタミンU(キャベジン)・・・キャベツから発見されたビタミン様物質で、たんぱく質をつくる助けとなったり、胃粘膜を保護して胃もたれを予防したりする効果があります。 カリウム・・・体の中の塩分を排出してくれるため、むくむ解消に効果的です。
おすすめの調理法
春キャベツに含まれるビタミンは水に溶けやすいため、切った後は水にさらさずサラダにするのが最適です。スープにすれば溶けだしたビタミンも無駄なく食べられます。 煮たり炒めたりする場合は、食感を活かすためにさっと火を通すくらいがおすすめです。 ほかの春野菜と一緒にペペロンチーノや和風パスタにしても美味しいですよ。
新じゃがいも
概要
じゃがいもは根菜のひとつですが、根ではなく地下で茎がふくらんだものをいいます。 春にとれる新じゃがいもは、じゃがいもが完熟する前に収穫されるため、水分が多いことが特徴です。小ぶりのものも多くみられます。 皮が薄いためむかずに食べられ、火を通すとしっとりしたやわらかさが楽しめます。
旬の月
3~7月
栄養価、効能
ビタミンC・・・とくに新じゃがいもは、ビタミンCが普通のじゃがいもの4倍あります。ビタミンCは熱に弱い特徴がありますが、じゃがいものビタミンCはでんぷんに守られており壊れにくくなっています。 カリウム・・・じゃがいもには「カリウムの王様」と呼ばれるくらいカリウムが多く含まれています。血圧の低下やむくみ解消に効果があります。
おすすめの調理法
軽く洗って土を落とし、大きめのものは一口大に切って、あく抜きのため水にさらします。 蒸してドレッシングをかけたり、揚げて塩をかけたりとシンプルな調理で美味しく食べられます。 小ぶりなものは火が通りやすいので丸ごとグリルにしてもいいでしょう。 味の濃い食材との相性もよく、一緒に炒めてかさましにもなります。
たけのこ
概要
竹の地下茎から伸びて、地表に出てきた若芽がたけのこです。 竹は成長が早く、食べごろがすぐに過ぎてしまうため、採れたてのたけのこを食べられる期間は限られています。 収穫後は時間とともにえぐみが増していくので、手にしたらすぐに下茹でをしてあくを抜きましょう。
旬の月
4~5月
栄養価、効能
食物繊維・・・食物繊維が豊富で、腸蠕動をうながし便秘予防になります。
カリウム・・・たけのこのカリウムは茹でても流れにくく、下茹でしても十分なカリウムをとることができます。
おすすめの調理法
収穫した日のたけのこはえぐみが少ないため、皮付きのままホイル焼きにするのがおすすめです。
下処理が済んだたけのこは、たけのこご飯や天ぷら、厚揚げと一緒に煮物にするなど、どんな調理法にも合います。
わかめと一緒に山椒を入れた酢味噌で和えて、大人な味に仕上げても美味しいですよ。
そらまめ
概要
さやが上を向いて育つため、「そらまめ」と名付けられました。 15センチほどの長さのぶ厚いさやに包まれたそらまめは、ほくほくとした食感と甘み、独特な風味が特徴です。 鮮度が落ちるのが早いため、さやから出したら早めに火を通しましょう。
旬の月
4~6月
栄養価、効能
ビタミンB群・・・そらまめには多くのビタミンB群が含まれています。中でもビタミンB1,B2が多く、肌荒れや疲労回復に効果があります。 たんぱく質やミネラルも豊富で、さまざまな栄養素がバランスよく摂取できます。
おすすめの調理法
食べ方で一般的なのは塩ゆでです。薄皮には食物繊維が含まれており、皮付きのままでも食べられます。 春が旬の新じゃがや鶏肉と一緒に、バター醤油で炒めても美味しいです。 においが気になる場合は、マヨネーズやカレー粉など濃い味付けをすると風味が抑えられます。
甘夏
概要
甘酸っぱくて少し苦みがあり、皮が厚くぼこぼこととしているのが特徴です。 「夏」とついていますが、実は春に旬を迎えます。 秋ごろに色づく実はすぐ食べると酸味が強すぎるため、樹になったまま年を越し、昔は甘みが出てくる夏頃収穫していました。 現在は品種改良などにより春においしく食べられるようになっています。
旬の月
3~5月
栄養価、効能
ビタミンC・・・甘夏1個分にふくまれるビタミンCは、レモン1個分と比べて2倍以上にもなります。 クエン酸・・・ビタミンCと同様抗酸化作用があり、アンチエイジングにぴったりです。
おすすめの調理法
皮をむいてそのまま食べたり、房をほぐしてサラダやマリネにすると甘夏の甘酸っぱさを楽しめます。 お菓子のトッピングやゼリー、皮と一緒に煮込んでマーマレードにもなります。
まとめ
5つの春の食材を紹介しました。 忙しい毎日の中では、季節の移ろいを感じる余裕がないかもしれません。 そんなときでも、食卓にひとつ旬の食材があるだけで、季節を感じることができます。ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。 心にゆとりをもって生活したいという方は、別の働き方を考えてもいいかもしれません。 ワークライフバランスのとれた職場探しには、クラッチナースがおすすめです。
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