看護師が転職するときの志望動機のポイントや書き方のコツを解説！

2023/08/21

転職活動で必ず聞かれるのが志望動機です。

いくら転職したいという熱意があっても、志望動機があいまいだとなかなか採用してもらえないかもしれません。

本記事では、転職活動中の看護師なら知っておきたい志望動機のポイントを解説します。履歴書に記載する際に知っておきたい書き方のコツも解説していくので、参考にしてみてください。

おさえておきたい志望動機のポイント3選！

まずは、志望動機を考えるにあたりおさえておきたいポイントを3つにまとめました。

このポイントをおさえておけば、志望動機作りもスムーズに進むかもしれません。ポイントをおさえながら実際に志望動機を作ってみましょう。

志望理由はとにかくポジティブなものにするのがポイントです。前職の環境が悪かったから転職したなどのネガティブな感情を織り交ぜてしまうと、あまりよい印象にはなりません。

たとえ、前職に対してネガティブなことがあったとしても、志望動機にするときにはなるべくポジティブな言い回しにしましょう。

求人を出している職場が求めているのは、長く働いてくれる人材です。そのため、長く働くことを志望動機を使ってアピールしておきましょう。

特に、結婚後や子供が生まれてからも継続して働いていきたいという旨を志望動機に落とし込んでおくと、採用の可能性が一気に上がるでしょう。

志望動機の例文はインターネットを活用するとたくさんの情報が見つかります。しかし、そのまま丸写しではたくさんの志望動機を見てきた採用担当者からは自分自身の志望動機でないことがばれてしまい、誠意も伝わりません。

インターネットや医療機関の情報を参考にしつつあくまで自分の言葉で志望動機を伝えられるようにしましょう。

志望動機は、まず履歴書で見られます。

事前に履歴書を渡している場合は、面接に進むかの判断材料となりますし、面接の際に履歴書を提出する場合は、採用における判断材料となるかもしれません。

ここでは、志望動機を履歴書に書くときに、おさえておきたいポイントを解説します。

志望動機は長すぎても短すぎても相手へ伝わりません。ベストな字数は200～300文字程度といわれているので、その文字数を意識して志望動機を書きましょう。

200～300文字は実際に書いてみると意外と短いものです。短い文章の中に自分がアピールしたいポイントを適切に盛り込めているのかを確認しながら書いていきましょう。

志望動機を文章に起こすときには誤字脱字の有無を必ず確認しましょう。先方に文章を見てもらううえで、誤字脱字や文章がうまく書けていないと「確認ができない人」「カルテなどの文章をうまく書けない人」「常識がない人」と捉えられてしまうことがあります。

志望動機を書き終えたら誤字脱字の有無や日本語として成り立つかを確認しておきましょう。

志望動機をどうやって書けばよいのかと悩む方は、志望動機の書き方のコツをぜひおさえておきましょう。

以下3つの順で志望動機を書く、あるいは先方へ伝えればより採用を勝ち取れる志望動機が作れるでしょう。ここでは志望動機の例文もあわせてご紹介します。

まずはこれまで看護師としてどのような取り組みをしてきたのか、仕事内容や役割、経験を簡潔明瞭に伝えましょう。

「私は急性期病院で脳外科の急性期看護をしてきました。3年目には病棟リーダーも経験しました。急性期病院で働いているとその後の生活が見えず、患者さんの退院後の生活が気になったので回復期病院である○○病院を希望しました。」

次に、転職を希望する施設の情報をまとめましょう。上述している感じたことをこの施設でなら達成できるという方向性にもっていくと伝わりやすいでしょう。

「急性期では病状の回復過程は見れても機能の回復過程は見られませんでした。○○病院ではリハビリ職など他職種と連携して1人の患者さんの回復過程をじっくりと見られることへ魅力を感じました。また、教育体制も充実しており、回復期で始めて働く自分でも安心して働けると感じています。」

最後に転職先で自分がどのように活躍したいのかを明確に伝えましょう。向上心のある今後を伝えることで、採用担当者もその人を採用したときの未来を具体的にイメージしやすく採用へとつなげやすいです。

「急性期の経験を活かしながらも回復期看護を学び、ゆくゆくは認定看護師の資格取得も視野に入れています。」

看護師が転職する上で大切になる志望動機。いくら熱意があっても志望動機が不明瞭だと採用に至らないかもしれません。そのため、志望動機は採用の要になるといっても過言ではありません。採用を勝ち取るためにもオリジナリティあり、熱意が伝えられる志望動機を考えてみましょう。

転職活動の際は志望動機の添削サポートまでしっかりしてほしい看護師さんは、クラッチナースをぜひご活用ください。

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