看護師の面接で逆質問のポイントと例文を解説!
2023/08/31
看護師の面接では、「何か質問はありますか?」といわゆる逆質問をされることがあります。逆質問の内容をあらかじめ準備しておけば、慌てることなく、面接官に好印象を与えられるかもしれません。本記事では、看護師の面接における逆質問のポイントと例文を解説していきます。
目次
看護師の面接でなぜ面接官は逆質問をするの?
看護師の面接での逆質問はなんとなくしているのではなく、明確な理由があります。その理由は次の3つです。
入職後のミスマッチを防ぐため
入職をした後にお互いが「こんなはずではなかった」となると、早期離職につながってしまうかもしれません。職場と求職者の間で認識のずれを起こし、ミスマッチを防ぐために、質問をしてもらう時間を設けているのです。
コミュニケーションが取れるか
質問されている間は返答をするのみなので、事前に準備をしていれば答えられます。ですが、逆質問では、これまでの話の内容を理解したうえで質問をしなければならないほか、質問に答えてもらった後のリアクションを取らなければなりません。このことから、求職者がコミュニケーションを円滑にとれるのか、突然の質問にも対応できるのかといった点を見るために逆質問をしています。
本当に入職する意欲があるのか
逆質問をして質問があれば、入職意欲があるとみられる傾向にあります。ですが、何も質問がないと、興味があるのか、働く気があるのかと転職希望の職場は不安になってしまいます。入職の意思を確認するためにも逆質問をしているのです。
知っておきたい逆質問時の対応ポイント3選!
いきなり逆質問をされればどうやって対応するのが正解なのかと不安になってしまうかもしれません。しかし、あらかじめポイントをおさえて準備しておけば、逆質問にも落ち着いて対応できるでしょう。ここでは、逆質問のときにおさえておきたいポイントを3つ解説します。
「特にありません」は絶対NG!
逆質問をされたときに1番やってはならないのが「特にありません」など、質問をしないことです。質問がないとなると、「やる気がない」「志望意欲がない」と捉えられてしまうかもしれません。面接で話したことを質問する必要はありません。あらかじめ転職希望先のホームページで調べたり、事前に見学に行って気になったことをメモして置いたりして、3つ程度の質問を用意しましょう。
逆質問をアピールタイムに変えよう
逆質問は、質問内容だけでなく求職者の人柄やマインドもチェックします。逆質問のときも自分のアピールタイムであると考えてなるべくポジティブな質問ができるとよいでしょう。入職意欲が伝わるような質問をあらかじめ用意しておけばアピールにつながるかもしれません。
調べればわかる内容は質問しない
何を聞けばいいのかと慌てて、面接時に言われたことやホームページにのっている情報をあえて質問する方もいます。しかし、調べればわかることを逆質問すると話を聞いていなかった、下調べができていないと捉えられてしまうこともあります。調べればわかる内容の質問は避けましょう。
アピールしたい内容別!逆質問の例文3選
逆質問のタイミングを自分のアピールタイムに変えられれば、採用の可能性が一気に高まるかもしれません。どんなことを逆質問すればよいのかわからないという方へ、ここでは、逆質問をアピールタイムに変えられる例文を3つご紹介します。逆質問の内容をあらかじめ準備しておき、面接時に活用しましょう。
入職したい気持ちをアピールする逆質問
- ・入職前には何を勉強しておけばよいでしょうか?
- ・最短でいつごろから働けますか?
- ・準備しておくものはありますか?(制服やシューズ、聴診器など)
- 面接時に聞く内容としては気が早いと思われるかもしれませんが、「ここで働きたい!」という気持ちは十分に伝えられるでしょう。
学習意欲の高さをアピールできる逆質問
- ・研修制度はありますか?
- ・外部の研修への参加は可能ですか?
- ・資格取得のための支援制度はありますか?
- ・認定看護師や専門看護師はどのくらいいらっしゃいますか?
- ・中途採用者への教育制度を教えてください
学習意欲の高い看護師を求めている施設が多いため、採用を勝ち取りやすいかもしれません。また、質問前に「自分は最終的に○○になりたいのですが~」と最終目標をあわせて伝えるのもよいでしょう。
職場に馴染みたいという気持ちをアピールできる逆質問
- ・働く方の平均年齢を教えてください
- ・自分と同じ年代の看護師はどのくらいいますか?
- ・中途採用者はどのくらい働いていますか?
看護師の離職理由の1つに挙がるのが人間関係です。そのため、職場の看護師について知りたいということが受け取れる逆質問も好印象になる傾向にあります。
まとめ
面接時の逆質問の時間も、求職者の人間性を見ています。そのため、あらかじめ準備をしたうえで、適切に逆質問ができれば自分のアピールにもつなげられるでしょう。本記事を参考に、逆質問も用意したうえで面接に挑みましょう。クラッチナースでは求職者の適正に合わせた求人をご紹介できるほか、面接時の逆質問の相談にものってもらえます。まずはお気軽にご連絡ください。
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